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XnTcp
Z21にせっかくXpressNetがあるのでどんなものか繋いでみたいな。と。
LenzからUSBにするアダプタEth&USBにするアダプタ、なども出ていますが
案外お値段がするのとD.I.Y.ということでXnTcpを作ることにします。

XnTcp は MODTRONIX のマイコンボード、SBC65EC(PIC18F6627に蟹を積んだもの) をベースに
XpressNetとLANをブリッジさせるファームウェアです。
マイコンボードに取り付ける部品はコネクタとRS485ドライバ、と非常に簡単なので暇つぶしがてらチャレンジするのも良いと思います。
一番面倒な部分はSBC65ECとMAX485の入手ではないかと思いますが…(苦)

用意する材料はサイトによれば
  • SBC65EC & ドータボード(PT01TC-ASM)
  • MAX485 & 8pソケット(半二重のもの。アナデバの互換物を使いました)
  • 1N4001(一般的な整流用のものでも良いと思います)
  • RJ12コネクタ
  • 33オームの抵抗
です。
33オームは手持ちが無かったので適当に27オームを使いました。
電源入力の保護と思いますが、念のためダイオードをもう一本追加して2本にしました。
MODTRONIXからの輸送には3種類選べますが、
保険とtracking有りのプランを選んでみました。
およそ1週間程度で届きます。
配送はTNTの様です。
tracking番号は、集荷辺りまでは英語のサイトで、そのしばらく後は日本語のサイトで使えます。
英語サイトでは集荷以上の情報は反映されませんし、日本語サイトに集荷が反映されるのにも
時間が掛かります。
予定日は31日となっていますが、28日には届きました。
アセンブリングの各ページにも目をしておいてください。
部品はこの様に配置するのがよい様です。
赤の部分には、部品が干渉するので置かない方がよいようです。

ですので、左図の様に配線をしました。(この図は配線面です)
・緑線は部品面(SBC65EC側)
・赤線は反対側(PT01TCや端子名称が印刷された側)
に配線を通しました。
まずは、RJ12コネクタとMAX485用のソケットを軽く止め、
この赤線を配線してゆきます。
RJコネクタは千鳥ですので少し根元で曲げます。また止めるための穴も開けておきます。
次に、部品面から抵抗とダイオードを差し込みます。
ダイオードには向きがあり、RJコネクタ側がアノード、抵抗のあるVin方面がカソードになります。
部品の向きはこのへんと購入した部品のデータシートを参照してください。

黄緑の線は交差する部分だけ皮膜を残し、部品面でジャンプをさせます。
すべてのパッドはスルーホールですので、表面と裏面で(電気的に)つながっています。
一部分だけ皮膜を残すのが難しければ、1/6Wの0オーム抵抗を使うのも手だと思います。
こんな感じで皮膜を残した線を作ります。
ぞれぞれの足を折り曲げて必要なら延長してつなぎます。
最後に部品面にジャンパを飛ばし、電源をつなぎます。
MAXの電源側だけ一つ隣の穴へ伸ばすだけの皮膜は剥いておいてください。
(この図の通りにジグザグに配線する必要はありません。見づらいから避けただけです)

配線のショートがなければ、MAX485をソケットに差し完成です。
完成するとこんな感じですね。


ファームウェアの転送


xntcpのファームウェアとSBC65ECのnetloaderを用意します。
PCのIPを 10.1.0.???(1以外) に設定しSBC65ECとLANで接続します。
リンクが確立したらnetloaderを実行します。

netloaderの実行にはJAVAが必要です。
OSX用はPPCアプリですので10.7.以降では実行できません。

Firmware & Webpage Update タブを選択します。
.hexファイルと.imgファイルを選択します。
IPは変更せず、チェックは付いた状態で、Upload Webpages とし、.imgファイルを転送します。
Webの転送が終わったらファームを送ります。
まずは、Connect
すると、Upgrade Firmware が選択可能になりますので、転送します。
この転送が終われば完了です。FileからEixtを選んで終了します。

ファームの転送後はDHCPが有効になっていますので、IPが自動で振られてしまいます。
一連の作業は、SBC65ECとPCだけを繋いだHUBだけで行うのが良いと思います。


接続確認・設定


ファームの書き込みが終わったら、PCから見えるか確認をします。
ブラウザを立ち上げ、http://10.1.0.1へ接続します。
もしDHCPがいる場合は適当なIPが振られてしまっていますので、
DHCPサーバのログを読むか、Windowsの場合はNetBIOS名が使え
ますので、http://xntcp001/へ接続します。
Network Settings を選ぶとDHCPサーバがいないときの固定のIPアドレスや、
NetBIOS名称、MACアドレスが編集できます。
複数台繋ぐには、重複しないように編集する必要があります。

RS485のIDは XpressNET Settings の方で設定できます。


JMRIで使うには


JMRIで繋ぐには、LenzのXnTcpを選択します。
初期値では、10.1.0.1が手動で選択されていますが、
名前が染みればXnTcp Interface に XNTCP001 と選べるようになります。
NetBIOSがいない場合は手動でIPを入れる必要があるかと思います。


ケースに入れてみる


むき出しで壊してもつまらないのでケースに入れてみる。